ブログ:「On-line版 ミサゴ便り」
イベント報告
ブッポウソウ(1)
天気に恵まれた7月7日恒例のブッポウソウ観察会を実施した。
御調八幡宮の巣箱はひっそりとして使われた気配がないので世羅に向かい移動することにした。国道184号線を北上しながら目的地を協議し新たに巣箱が設置された「せら夢公園」に決定した。公園内は思いの外広くどこに巣箱があるのか暫し訪ね歩く。最後に管理棟でようやく情報を得て広い公園内を迷いながら何とか観察地点に到着した。巣箱の近くに遊歩道を人が往来し決して良い場所ではないように思われた。
観察用のフェンスが設置され簡易テントも張られて椅子も設置され快適に観察できた。親鳥が数回、餌を運ぶが巣穴から雛が覗くことはなく親鳥が巣箱に入り餌を与え出てくる様子を時の経つのも忘れ観察した。
帰る途中でトンボ池に立ち寄り「ハッチョウトンボ」を観察しせらワイナリーで地産のごちそうに舌鼓を打ち帰路についた。
観察種は下記の11種。
アオサギ、ダイサギ、トビ、ツバメ、コシアカツバメ、ブッポウソウ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス
鳴き声
ウグイス、ホオジロ
ブッポウソウ(2)につづく
ヒヨ爺
6月定例観察会報告
遅い梅雨入り前、曇り空の下ミサゴの巣立ちの様子や野鳥たちの子育てを主に観察しました。
ミサゴ、カルガモ、バン、カイツブリなどの親子の様子が観察できました。
観察できた種は以下の20種でした。
カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ(集合前に弓削大橋にて)、バン、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、メジロ、カワラヒワ、スズメ
鳴き声を聞いた種
ホトトギス、キビタキ、ウグイス、ホオジロ
ヒヨ爺
2019年 弓削小学校5年生 自然観察授業
6月12日3~4時間目に弓削小学校5年生(18名)を対象に自然観察授業を行いました。
今回は、ミサゴを生態系の頂点に位置する野鳥として取り上げ、ミサゴを観察することにより生態系ピラミッドの状態が推測できることをテーマとしました。現在、旧弓削町では数カ所でミサゴが営巣しており動画によりその生活の様子を身近に感じてもらえることとミサゴの見分け方を享受しました。
少しでもバードウオッチングの楽しさや自然環境に興味を持ってもらえると嬉しいです。
弓削小学校周辺を回りミサゴの営巣や身近な野鳥を観察しました。
観察できた種は以下の10種類だったと思いますが、弓削小学校5年生のみなさん、これ以外に見られた野鳥がありましたらコメントしてください。
スズメ、ホオジロ、カワラヒワ、ウグイス、ヒヨドリ、トビ、ミサゴ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イソヒヨドリ(雌)
ヒヨ爺
講演『トコロジストになろう!』
6月3日13時から交流館に於いて『トコロジストになろう!』と題して講演を視聴しました。講師は『トコロジストになろう!』の著者の日本野鳥の会 普及室長代理 箱田敦只氏、トコロジスト 島村幸明氏。
箱田氏には、トコロジストとは何か? 今なぜトコロジストなのか? トコロジストの楽しさをご自身の体験を交えながらお話、三宅島在住のトコロジストの島村氏には、噴火全島避難から5年後、帰島してからの活動等にのお話を伺い参加者全員で上島町の自然、文化について意見交換を行いました。
集まった受講者の中にも様々な自然観察をされており、有意義な時間を過ごすことができました。また、会場には、弓削野鳥の会の発足当時の懐かしいお顔も見られ様々な話題に花が咲きました。
「トコロジスト」って聞いたことありますか?
「トコロ」は場所のこと。「その場所の専門家」という意味の造語です。
公園や川、裏山など、自分のお気に入りの場所をひとつ決めて徹底的に歩き、生きものや文化、歴史など、その場所のことなら誰よりも詳しい専門家になろうと呼び掛ける言葉です。
いつもの散歩コースや通勤の行き帰り、毎日通っている職場や学校の敷地など、何気なく 歩いている場所を「自分の場所」として見直してみませんか?
講師は、2013年10月に『トコロジストになろう!』というブックレットを執筆した当会スタッフの箱田敦只(はこだあつし)。自身の経験を踏まえて、今なぜトコロジストなのか、トコロジストの楽しさや意義についてお話しします。
箱田敦只(はこだあつし)
1990年に日本野鳥の会に就職し、姫路市自然観察の森に赴任。1992年、横浜市自然観察の森のレンジャーとして主にボランティア育成に携わる。1996年、東京港野鳥公園レンジャーを経て、1997年に日本野鳥の会事務局において、自然保護活動に関わる人材育成担当になり、レンジャー養成講座等の事業を立ち上げるほか、自然観察施設の職員やボランティアを対象とした研修・コンサルタントを担当。現在、日本野鳥の会 普及室室長代理。
ヒヨ爺
2019弓削小学校5年生自然観察補助活動プログラム案
2019/05/23
2019年弓削小学校5年生自然観察補助活動プログラム案
①対象 上島町立弓削小学校5年生(松組1クラス全18名)
②日時 2019年(令和元年)6月11日(火)もしくは12日(水) 午前10時20分〜11時50分
③場所 弓削小学校パソコン室(座学)、小学校界隈(フィールドワーク)
④担任教師 又川美穂先生 および副担任ほか
⑤協力者 弓削野鳥の会(会長松本敏和ほか若干名)
⑥授業目的 地域の自然観察等を通じ環境問題を考える
⑦方法 地域の自然観察のうち野鳥観察会(座学共)催行。座学は会より提供する資料
(SUNTORY身近な鳥たち・やさしい見分け方)とネット情報を使って 約 1時間
(A)身近な野鳥観察 この時期観察可能な野鳥。山野、池、海岸(比較的出会いやす
いコチドリ、シロチドリを紹介。生息環境等を知る。
※提供資料にはシロチドリが載ってないので、普段あまり見る事
のないシロチドリヒナの動画紹介。走るのがめちゃ早い。(自
衛のカモフラージュ)
※資料にはミサゴが載ってないので野鳥の会HPで紹介する。
※動画はYOUTUBEにアクセスして紹介する。(ネットの活用)
[ ↓検索キーワード]
[シロチドリヒナ]
target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=KdrUBOjsqUE 平山撮影(岩城)
[ミサゴ] 7分 https://www.youtube.com/watch?v=72p5M1PwWF4
[ミサゴの漁] 3分 https://www.youtube.com/watch?v=NLlTufeT5BI 平山撮影(弓削)
[ミサゴのハンテイング] 1分 https://www.youtube.com/watch?v=QMGvVnp6WXw
[ミサゴの給餌] 2分 https://youtu.be/wG93hpKHJKU 平山撮影(佐島)
(B)食物連鎖(弱肉強食) 食物連鎖について いろんなパターンがあることを知る
※食物連鎖の頂点のパターン各種 猛獣、猛禽、猛魚、人間。
例1 アメリカの自然公園再生動画(オオカミを放し大自然の再生。オオカミが頂点)
https://youtu.be/qGQx324V-rA?fbclid=IwAR3H0zyMcRLjhI2yDspIJvildSFxl5LhR5RRp09Poulrwne2vabSx0VUSlE 4分
例2 食物連鎖 人間は実は頂点では無い。食物連鎖の考え方。
https://55096962.at.webry.info/201702/article_23.html
例3 陸上・土中の食物連鎖。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/seibutu2.html
例4 食物連鎖と環境汚染 一例PCB 汚染 頂点 カモメ、ミサゴなど。
http://tabemono.info/report/former/pcd/1/1_1/1.html
⑧自然観察と環境問題(悪化と食物連鎖の関係) 身近なツバメ、スズメほか渡り鳥が
年々減っている事実と環境の変化。プ
ラスチック等便利さと海洋ゴミ汚染
が深刻になっていること。
⑨野外観察 学校の周囲の野鳥の観察。ミサゴの漁が目撃できるかも? 学校から引野
海岸まで。
大体みられるとおもうものは予想しておく。最後鳥合わせ。
5/25 巣営(佐島)https://www.youtube.com/watch?v=QZ5OxYZLPwQ
1月定例観察会
新年あけましておめでとうございます。
今月は、冬鳥を求めて公民館から阿土、鎌田、松原、深坂池を回りました。
早朝は冷え込んだものの日差しが差すとポカポカと暖かい日よりとなり、空を見あげると野鳥より行き交うジェット機の多さに驚かされました。
観察でき野鳥は以下の14種でした。
カワウ、トビ、キジバト、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、タカ類SP、カモメ類SPと帰路、岩影にてイソヒヨドリ
ヒヨ爺
弓削小学校でバードウオッチング
弓削小学校5年生とバードウオッチングをしました。
パソコン教室で概要説明をした後の質問内容に感心させられました。十分に答えられたか疑問が残ります。
小学校周辺でバードウオッチングを行い14種の野鳥が確認できました。この他にもたくさんの野鳥たちがあなたの周りで生息しています。これからも身の回りの野鳥たちがどんな生活をしているのか観察してみてください。
最後に少ししかお話できなかった生態系ピラミッドですが、お渡しした小冊子「サントリーの愛鳥活動」の5ページと8ページに記載されているので参考にして下さい。
今日は、ご苦労さまでした。ありがとうございました。
今日、観察できた野鳥は次とおりです。
トビ、セグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ジジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
ヒヨ爺
4月定例観察会
4月も末なのに肌寒い朝と暑い日中との温度差がある29日に野鳥たちの子育ての様子を遠くからそっと覗いてみました。
ミサゴ、シロチドリ、コチドリの営巣と季節はずれのアジサシの情報を得て、佐島、日比を廻った。
ミサゴは、雄が餌の魚を雌に渡し雌が小さくちぎって雛に与えていた。雛の数は2羽以上いるようだ。雛に餌をやり終えると雌の食事時間となった。
シロチドリはまだ孵化していない様子で抱卵している。コチドリは見られなかった。
シマアジの情報を基にしばらく様子を伺ったがそれらしき様子はなかった。
観察できたのは以下の15種です。
カイツブリ、カワウ、トビ、バン、シロチドリ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
探鳥会 世羅町
7月の探鳥会は三原の皆さんとご一緒に世羅町に設置された巣箱を巡りました。
途中の豪雨で解散になり十分観察はできませんでしたが、モリアオガエルを初めて見ました。
観察できたのは次の10種です。
カルガモ、アオサギ、ダイサギ、ブッポウソウ、ハシブトガラス、コシアカツバメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ
ヒヨ爺
3月定例探鳥会
冬鳥を求めて深坂池、日比海岸、久司山展望台を巡りました。
今冬はシロハラが多くいたように感じたのですが?
観察種は以下の17種でした。
カイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、トビ、キジバト、シロハラ、ツグミ、ウグイス(囀り)、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス