バードウォッチングガイド

野鳥観察の道具

バードウォッチングはそんなに道具を必要とするものではありませんが、より楽しむための道具として、図鑑や双眼鏡などがあります。

図鑑
鳥の名前を知るには、絶対必要なものは図鑑です。もっともバードウォッチングの楽しみは、鳥の名前を覚えることではないので、図鑑などいらないという意見も正論です。しかし、野外でバーダーと出会い鳥の話になったとき、正確な名前を知らないと会話が成り立たないばかりか、誤情報が流れます。誤情報を流さないためにも、やはり鳥の名前を覚えることは必要かも知れませんね。では、どんな図鑑が良いのか、図鑑には、イラストのものと、写真のものの二通りがありますが、どちらか1冊というときは、イラストのものが良いでしょう。イラストのものは、よく似た野鳥の図柄を同一ページに載せていることが多く、識別のときにあちこちめくらなくてすむので便利です。
双眼鏡
双眼鏡はバードウォッチングには欠かせない便利なものです。倍率は8倍から10倍程度のもの、大きさは30mmから50mmのものがお奨めです。これ以上倍率の高いものは手振れの影響が大きくなりますのでお勧めできません。価格が安いものは概して性能が悪く、高価になりますが、カメラメーカーのもの(ニコン、キャノン、カールツアイス、ライカ等)がお奨めです。
双眼鏡と図鑑
望遠鏡

双眼鏡使用
望遠鏡使用