野鳥図鑑

タヒバリ


観察時期:
漂鳥・冬鳥
生息環境:
平地から山地の林
国内分布:
全国
類似種:
ビンズイは眉斑の後に白斑があり、胸の縦斑が太い。ヨーロッパビンズイは背の縦斑がビンズイより太い。屋外での識別は相当困難である。

行動・生態

採餌:
昆虫等、地面の種子も採る。
飛翔:
あまり飛び回っている姿を見ることはなく、近づいた時に驚いて飛び立つ程度である。羽ばたきは速い。
鳴き声:
飛び立つときに「チィッ」と鳴く。「ピピピピ」と鳴くこともある。
繁殖:
町内での繁殖は確認されていない。繁殖地はシベリア東部、アラスカ等である。
出現月:
3月

観察状況

秋から冬にかけて弓削松原にて小群が観察された。渡りの途中に立ちよったものと思われる。越冬記録はない。

識別ワンポイント

夏羽では灰褐色の上面と、淡橙赤色の下面、冬羽は黒く太い顎線と、胸から脇の縦斑がある。