野鳥図鑑

ビンズイ


観察時期:
漂鳥・冬鳥
生息環境:
平地から山地の林・松原・公園等
国内分布:
全国・西日本では冬鳥
類似種:
タヒバリは胸の縦斑が細い、身体の色彩の本種は緑味が強い。また、過眼線の後ろの白斑はない。

行動・生態

採餌:
木の種子や地面の草、昆虫類やクモ類などを主食とする。
飛翔:
飛翔は直線的で羽ばたきは速い。
鳴き声:
「チョッチョッツイーツイーツイー」と鳴く。
繁殖:
町内での繁殖はない。繁殖地は高山地帯、中部以北である。
出現月:
1月・2月・3月・4月・11月・12月

観察状況

毎年、冬季に観察され、平地から山地まで観察される。しかし、沿岸部の明るい林などが多い。地味な鳥の為、あまり多くの人に観察されていないが、渡来数は多い。ほとんどが2~5羽程度の群れで木の種子などを採ったり、地面の草などをついばんでいる。意外と近くまでよって観察できる。

識別ワンポイント

胸の縦斑が特徴である。