野鳥図鑑
ハクセキレイ
- 観察時期:
- 留鳥または漂鳥、西日本ではほとんどが冬鳥
- 生息環境:
- 海岸・河川
- 国内分布:
- 全国
- 類似種:
- セグロセキレイは黒い部分が多い。
行動・生態
- 採餌:
- 昆虫類や水生昆虫類を主食とする。
- 飛翔:
- 羽ばたきと滑翔を繰り返す。やや波状飛翔形をとる。
- 鳴き声:
- 「チュリチュリチュリ」
- 繁殖:
- 町内の繁殖記録はない。
- 出現月:
- 1月・2月・9月・10月・11月
観察状況
町内では今のところ冬鳥である。しかし、近年繁殖地が南下してきており、町内でも繁殖記録がでるのも遠い未来のことではない。赤穂根島では秋から冬に少数が観察されたのみ。観察記録は冬季の海岸が多くセグロセキレイと異なり山地では観察されない。ハクセキレイには亜種が多く、タイワンハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ、シベリアハクセキレイなどがいて、注意して観察すれば町内にも来ている可能性はある。
識別ワンポイント
セグロセキレイによく似るが、顔の白い部分が多い。