野鳥図鑑
ヤマセミ
- 観察時期:
- 留鳥
- 生息環境:
- 渓流域や湖沼
- 国内分布:
- 全国
- 類似種:
- 日本産カワセミ類では最大で、キジバトよりも大きく見間違うことはない。
行動・生態
- 採餌:
- 水中に急降下し、魚を捕らえて食べる。
- 飛翔:
- 餌を捕るときは、ホバリング飛行する。
- 鳴き声:
- 「キャラッ、キャラッ」又は「ケレッ、ケレッ」と鳴く。
- 繁殖:
- 町内での繁殖はない。川や湖沼の岸や、近くの土の崖に巣穴を掘り繁殖する。
- 出現月:
- 1月・2月
観察状況
体長は約38cm。翼開長は約57cm。カワセミの倍の大きさ、ハトほどの大きさである。日本で見られるカワセミ科の鳥では最大の種類である。頭には大きな冠羽があり、背中側が白黒の細かいまだら模様になっているのが特徴である。腹側は白いが、顎と胸にもまだら模様が帯のように走っている。
識別ワンポイント
雄と雌はよく似ているが、雄は顎と胸の帯に薄い褐色が混じる。