野鳥図鑑

ダイサギ


観察時期:
留鳥一部冬鳥又は夏鳥
生息環境:
海岸・河口・干潟
国内分布:
全国的。亜種チュウダイサギは小型の夏鳥で一部冬季にも残る。亜種オオダイサギは大型の冬鳥。
類似種:
コサギはかなり小さく、脚が黄褐色

行動・生態

採餌:
海岸で魚などをよく捕る。
飛翔:
頸をすくめて飛ぶのがサギの特徴。渡りの時季、編隊を組み飛ぶ姿も観察できる。
鳴き声:
「ギャー」という鳴き声
繁殖:
町内には繁殖地は確認されていないが、因島沖の鶴島には小規模のコロニーがある。
出現月:
5月・6月・7月・8月

観察状況

全域で夏季に観察できる。主に海岸部、特に干潟のようなところに多い。よく似たサギにコサギがいるが、本種は明らかに大きく町内で観察できる最も大型の野鳥の一つである。また、アオサギは色彩が青灰色という点で識別できる。2004年4月に赤穂根島のアオサギのコロニー内で観察されたが、巣や雛は確認できなかった。

識別ワンポイント

頸が長く大型の白いサギで、嘴は黄色である。