ブログ:「On-line版 ミサゴ便り」
2月定例観察会報告
今月は、ハヤブサの観察を目的として石灰山に登る。遊歩道は地道ですが整備され登り易く、途中には住友金属鉱山だった頃を思い出させる痕跡も残り眺望も最高!会員相互の野鳥談議に花が咲く。
中腹での小鳥たちを観察中に見慣れぬ野鳥の出現(後にカヤクグリと識別する)にテンションも上がりいよいよ目的の断崖へ。「キィー キィー」と鳴き声がする。警戒しているのだろうか。岩肌をくまなく探ると枯れ枝にハヤブサがいた。双眼鏡やスコープで観察したり写真を撮ったりとしばし楽しむがハヤブサにストレスを与えてもと思い早々に立ち去る。 ハヤブサの営巣地である石灰山に遊歩道が整備され人が登って来るようになりハヤブサがいなくなるのではと懸念を抱く。こんな身近なところにも環境問題があるのだと痛感する。
観察できた14種は以下の種です。
トビ、ハヤブサ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、カヤクグリ(初見)、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、ハシブトガラス
(ヒヨ爺)
Category : イベント報告
| Entry Date:2013年2月26日 UP