野鳥図鑑

シメ

三山で凄味をきかしていました。


観察時期:
冬鳥
生息環境:
平地から山地の林
国内分布:
全国
類似種:
嘴で器用に皮をむくことから、イカルとともに「豆回し」などの俗名を持つ。

行動・生態

採餌:
樹木の種子等を食べる。
飛翔:
飛翔中は翼の2本の白帯が目立つ。
鳴き声:
地鳴きは「チッチッチッ」、「チューピッピッピィー」と囀る。
繁殖:
国内では中部以北で少数が繁殖する。
出現月:
2月・3月・4月・12月

観察状況

町内では数少ない冬鳥で、三山で冬季に観察される。今のところ漂鳥といえる。あまり群れを形成せず、単独ないし2、3羽程度である。樹木の種子を餌とし、そのとき枝先に出てくるのでそのときは見つけやすい。

識別ワンポイント

ホオジロより嘴が鉛色で、付け根から目にかけて黒い。翼に白い部分があり目立っている。