野鳥図鑑

メジロ


観察時期:
留鳥
生息環境:
山地から平地の林・公園・市街地
国内分布:
全国
類似種:
チョウセンメジロは脇の葡萄色が濃いアイリングも太い。

行動・生態

採餌:
種子・花蜜・花弁・昆虫などを食べる。
飛翔:
羽ばたきは速く、直線的に飛ぶ。
鳴き声:
「チョリチョリチーチーチー」と複雑な鳴き声。地鳴きは「チーチー」と鳴く。
繁殖:
町内でも林やみかん畑で繁殖している。
出現月:
年中

観察状況

ほぼ全域で森林や市街地で観察できる。庭にもよくやってくる鳥である。繁殖期には、つがいか、ジジュウカラ、エナガと小群で行動し、冬季は柑橘類の栽培地に多く、大群をなし50~100羽程度の群れを形成するが、その群れはアトリのように密集していないので意外と目立たない。明治以降メジロの鳴き合わせが盛んとなり密漁が絶えない。密漁の獲物は雄だけなので自然界では雌が多くなり減少へ向かう傾向がある。

識別ワンポイント

上面は淡いオリーブ色で下面は白い。名のごとくアイリングは白くなっている。